ロッパ・デ・金沢 2   06.10.14〜15

2日目ぇ〜。



 さて本日は正式?な「ロッパ・デ・金沢」の日です。朝起きて直ぐに外を見て一安心、よく晴れてます。「弁当忘れても傘忘れるな」なんて言葉もあるぐらい雨が多めの地方ですから、時期的にやばいかなぁとか思いながら今回の企画を致しました。しかし、どなたかが多分とんでもない晴れ男なのでしょう、昨日に引き続きPカンです。
 朝食は7時半から9時半と成ってましたので、皆さんにモーニングコールを致す前に先に食べておこうと一人で食堂へ。バイキング形式で、和と洋が選択できるようになってます。僕は美味そうな大根おろしが有ったので、和を選択。丁度、金沢城のお堀の石垣が眺めれる場所に陣取って、ゆっくりと朝食を頂きました。
 朝食後9時になるのを待って、各人にモーニングコールです。朝の早い人は問題なく起きてくださいますが、そうでない方は結構苦労しました。(笑)でもまぁ、無事に全員起床。
 昨日西村さんと打ち合わせしたとおり、朝の10時にホテル前整列の段取りで皆さん準備と成りました。ボディを拭く人、Oilを足す人、プラグを交換する人(笑)・・・昨日までの労をねぎらい、今日も頑張ってやぁ〜っ!何にも起こりませんようにっ!と神に祈る人(笑)。>俺だ(^^;;;
 集合時間前に西村さんが玄関に現れました。画像は無いですが、妙にバックのお堀の石垣とType46がマッチしてて、金沢の情緒が感じられたりして。不思議な車と不思議なまちだなぁ・・・。



 ホテルの前の道は結構交通量が多くて、ヨーロッパを並べて停めて置けるような感じではないので、2筋向こうの道で一旦集合して、本日の打ち合わせをと言うことになりました。
 こんだけ並べて写真撮るのも初めてだなぁと、なんか嬉しくなってきました。天気良いし、車少ないしね。今日が楽しいのが、並べただけで想像できるっつーか。(笑)
 西村さんが、これからのルートをわざわざコピーしてきてくださったので、それを皆さんに配布し大まかなルート説明。はぐれた時や給油で隊列を離脱した時の為に、大きな道の駅をキーポイントとして、必ずそこで集合を掛けるということにしました。
 さぁ〜「ロッパ・デ・金沢」スタートです!Type46を先頭に関西ヨーロッパ軍団のコンボイが続きます。朝の空いたR159を使って金沢市内を抜けてゆきます。流石にこれだけ集まると道行く人もビックリしたのか、あきれたような顔つきで眺められてるのが印象的でした。(笑)
 暫く走るとR304に進路を取り、山間部へ。のどかな、それでいて適度にコーナーのあるツーリングには持って来いのコジャレタ道をトコトコとペッタンコ軍団が進んでゆきます。後ろから眺めてて、なんだか自然に口元が緩んでくるのが判ります。隣をふと見ると、ナビのりゅうさんもニコニコしてます。その顔見ただけで、やってよかったなぁ〜と思ったりしてね。
 出発時にはしんがりを勤めておりましたが、撮影の為先頭へでて、リアガラス越しに、横に回ってパチリッ。もっと画像有ったのですが、ヨーロッパの車中からブレずに写真を撮るのは難しくてねぇ。りゅうさんも大分苦労されてました。
 で、先ずは第1チェックポイントR304沿いの道の駅「福光」を目指します。



 なんの問題も無く、予定通り?「福光」到着。がら〜んとした駐車場にヨーロッパを並べ記念撮影&車談義です。
 今回参加のヨーロッパはS1が1台、S2が4台、SPが1台、TCが1台と言う布陣で、あとS2前期型が揃えば、ヨーロッパ全車種勢揃いって感じの多様なメンバーでした。
 並べて見ると、それぞれのタイプの違いは勿論のこと、各オーナーの目指すところが良く見て取れて面白いモンです。でもって、車高の低いヨーロッパが集まって車談義となると、お約束なのが地べたに正座のこの体制ですよねぇ。(笑)ロッパずわりとでもいいましょうか・・。端から見たらへんてこな風景でしょうが、ヨーロッパ乗りには当たり前。オーナーと話をするときは先ずは地べたにへたり込みましょう!一気に心打ち解け話が弾むはずです!>そうそう、動物と接する時みたいにね(笑)
 で、話し始めると停まらないのもお約束。ここは幹事、心を鬼にして?ボチボチいきましょかぁ〜と、お声がけでございます。



 「福光」を出るとき燃料の怪しい方が何名か居られたので、途中GSへ。ヨーロッパ7台とFD1台のペッタンコ軍団がスタンドを占領します。僕も半分ぐらいになってたので追加することに(19.63L、@151)。この時点で、11時半。そろそろお腹も空いてきましたけど、僕だけ早い時間に食べてたのでしょうがないか?(笑)
 さらにどんどん山道に入り次の道の駅「上平」へ向かいます。先ほどまでとは違い、アルペンルート的な山岳ステージへと道が変わって来ました。高低差が大きく、カーブが連続します。ヨーロッパにとっては絶好の道です。これまた画像でも判っていただけると思いますが、天気は相変わらず良好で、道幅も広くて、車の台数も少なくて・・・空の青が綺麗なんですよねぇ。なんかやっぱ大阪の空はくすんでるんだなぁと。
 で、この感じ・・・関西では感じることのできない雰囲気・・・そうそう、ブリクラで走る高山辺りの感じ・・・って、直ぐ近くだから似てて当たり前かな?(^^;;来年当たり関西からヨーロッパで大挙して参加しますか?>ブリクラ
 さて、そんなこんなで無事「上平」へ到着。なんと駐車場が結構一杯。奥の方にバス用かな?大きめのエリアが有ったので縦に3台並べて2列で駐車です。ここで、食事と思ってたのですがねぇ、この車の台数じゃ、次の白山スーパー林道はやばいかも?って思い。ここではトイレ休憩だけにいたしました。トイレの奥に隠れた?観光スポットが!(笑)「真背戸の滝」という落差40メートルの大滝です。ちょっと得した気分。でも、トイレを観光地の前に造るのは如何な物かと。トイレに行かなかったら気付かなかっただろうしねぇ。
 しばし、歓談後そそくさと出発です。さて、2日目最大の目的地「白山スーパー林道」へ向かいます。



 「上平」を出て、相変わらずの山岳ステージをこなすヨーロッパ軍団の前に大渋滞の車の列が現れたのは、白川郷も近付いた午後の早い時間でございました。その時点で先頭を走っておりました我赤ヒラメ号はいきなりのフルコースコーション、並びにペースカーの出現に動揺を隠しきれませんでした。で、この渋滞が「白山スーパー林道」へ入るそれだと勘違いしてしまい、皆さんを反対車線側の茶店のパーキングに誘導してしまったのでございすっ!!で、よくよく状況を分析、聞き込みやらで、なんとこの渋滞は「白川郷」で行なわれている「どぶろくまつり」の為の国道1時封鎖と判ったわけでございます。「白山スーパー林道」の入り口は少し行ったところにキッチリあって、比較的車は流れておりました・・・・。がぁ〜〜〜〜〜んっ!完全な判断ミスっ!空前絶後、魑魅魍魎?てな感じで落ち込み、うな垂れる幹事にやさしく皆様の励ましの声を頂きまして>大げさか?(笑)、なんとか反対車線を数十メートル逆送すれば「白山スーパー林道」にたどり着けるという妙案を考えついたのでございます。(苦笑)
 で、言いだしっぺの我赤ヒラメは信号の点灯とともに、トラクションコントロールを解除!ピットレーン速度違反も覚悟の上で、反対車線に躍り出たわけでございます!まっ、大阪では「やから行為」は日常茶飯事ですから、旅の恥は掻き捨て、さらには馬の耳に念仏?とでも申しましょうか、上手いことタイミングが合って無事林道入り口へノーズを滑り込ませることができました。後ろから来られてた方々はタイミングが悪くて遅れた方もありましたが、暫しの時間を置いて無事合流!はぁ〜まいった。皆さんにやからさせて真にすんませんでした。ここで、深く謝罪します。
 とまぁ〜一悶着ありながらも、無事「白山スーパー林道」の入り口ゲートに到着!なんとゲートは1個しか有りません。こんだけ観光客来るのに何でやろ?
 入り口で普通車3150円を支払い急な坂道を登ってゆきます。感じは高雄パークウェイの様ですが、景色は圧倒的に標高が高いです。下は落ちたらOUTって感じで谷底っ!紅葉が中々決まってて、ダイナミックです。スケールはこちらの方が2段ほど上かな?って感じ。
 でも、入った瞬間前に観光バスが・・・・。なんでもこの金曜日辺りにTVのニュースで紅葉が見頃っ!なんて感じのテロップが流れたそうで、一気に紅葉観光が解禁になったような雰囲気ですわ。僕らも目的は違えど、行為は結果的に同じなモンですから大きなことは言えませんが、なんせ、車が多いっ!!十数か所PAがあるのですが、そこへの出入りする車と、それを待ってる車でPA毎ごとに停滞が起こるって感じでなかなか停めるところも見つけれないで居りました。
 そんななか、関西ヨーロッパ軍団やから隊長?アパッチさんのS2が元気走りで先陣を切ってバスをパスっ!(笑)鞭を入れた4AGは脱兎のごとく視界から消えてゆきました。油温上昇で悩んではった夏の終わりが嘘のような走りっぷりです。そういや、金沢入りの時、あわわわkmで高速を巡航し絶好調だったと聞いてたのを思い出しました。恐るべしアパッチ号っ!ちなみに2名乗車であの加速・・・。何馬力でてんやろか?
 アパッチ号に先陣を切ってもらったのはいいのですが、赤ヒラメ号はどうしてもバスをパス(笑)できませんでした。ルノーエンジンの面子に掛けて?何とかしたかったのですが、流石に大型バスを山道で抜き去る加速は今の赤ヒラメには有りません。去年なら何とかなったのになぁ・・・。>負け惜しみ(^^;
 で、何箇所かPAを諦め、はらへったなぁ〜〜っ!とか思ってるところの眼下にアパッチ号が駐車してるPAが見えてきました!おぉっ!あぱっちさんありがとうっ!!ちょっと変な並べ方ですが、縦にズラズラぁ〜と2列に並べ無事休息です。幸いトイレも付いてて、紅葉も見れて出入りも混雑してない絶妙の場所でした!ん〜幹事任せればよかった・・・。(笑)
 ここで、最長の車談義と行きたいところだったのですが、後の肯工程を考えるとそう長くはいて居れません。けど、やっぱ話し込んでまいますよねぇ。だって、それが目的だものぉ〜〜〜っ。
 幹事としては速く出発したいんだけど、一ヨーロッパ乗りとしては話し込みたいし・・・、中々難しい。
 とりあえず、皆まだ昼ごはんを食べてないので、「白山スーパー林道」を抜け福井側に出てから食べる事にして、この辺に妙に詳しいTC木下さんに後の先導を頼み、帰り道の確認をしてルート説明終わり。関東から来られてる西村さんをこれ以上引っ張るのは申し訳ないので、ここでお別れして、氏は「白山スーパー林道」逆戻りして関東へ帰られることになりました。
 あっという間のType46とのコンボイでしたが、関西に帰るとほんとで合えない車でしたから、皆さん興味深々で、ほんと楽しかったです。次回もゼヒ参加していただくことをお約束して、今回金沢の行程をプロディユースして頂いた御礼を行って関西組みはそのまま林道を福井方面へ下ってゆきました。



 林道を下りきって暫し走ると、そのままR360に乗りR157にぶつかります。そこに道の駅「瀬女」が有りましたので小休止。レストハウスが有るかなぁ?と期待したのですが人が多くて断念。道向こうにうどん屋さんが有ったのでそこに当たって見ましたが待合が一杯という状況・・・。ん〜仕方ない、勝山市内まで出て探しますか?という事に。そのまま手取川ダム沿いのR157を南に下りR416へ・・・。しかし、なかなかこの台数の車をまとめて停めて置ける場所が見つからず、とうとう高速の乗り口「福井北IC」まで来てしまいました。丁度近くにお土産やさんが有ったので、なんとか北陸的なものを買いこんで、食事は北陸道のSAでしましょうか?ということに成りました。
 で、次のSAは「南条SA」と決まりました。んが、みんなガソリンが厳しいのでちょこっと地道走って近くのGSにて給油です。
 給油が終わった後、随時高速に乗り入れ「南条」を目指します。今回絶好調なのは、相変わらずのアパッチ号、それとパーコレが静まって本領を発揮し出した赤ヒラメ2号・・・。空いた北陸道をロケットのごとく貫いてゆきます。追い抜き斜線で少しでも遅い車があるとパッシングボタン、スイッチONっ!まるでモーゼの十回(字が違う)の海のように他の車が退いてゆきます。そういや、二人とも5速ミッションだよなぁ・・・。家のは4速5〜6000回ってましたが、あっと言う間に視界から消えてゆきました。



 で、無事「南条」到着。やっとここのレストハウスで遅い昼食です。っていうか、夕食的な時間でありましたが・・。何とか腹ごしらえを終え、皆さんの顔から殺気も消え(笑)、次は最後の集合地「名神多賀SA」へ向けて出発です。この時間になると行楽客の帰宅渋滞も収まりを見せ比較的思い通りのスピードで走れました。ただ、身体的に疲れが出てくる頃なので眠気が出ない程度にスピードを押さえてマイペースで西へ向かいます。
 そしてとうとう「名神多賀SA」到着っ!とっぷり暮れた夜のSAにて最後の挨拶を幹事からさせて頂き、ここで解散と成りました。はぁ〜〜〜疲れたっ!といってもまだ多賀ですから、何が起こるかわかりません。皆さんの無事を祈りながら各々本線に消えてゆきました。
 りゅうさんと僕は名神「大山崎IC」で高速を降り、8時過ぎには高槻に到着。無事、ヨーロッパとジェミニを入れ替え今回の労をねぎらいご挨拶して別れました。その後、掲示板にて続々と帰宅のご報告を受け、僕の中での「ロッパ・デ・金沢」は静かに終焉を迎えて行ったのでした・・・。
 
 今回は天気も良く、故障車も無く、ハプニングも無く、ほんと全てが万事、上手く行ったと思います。これも皆様の日頃の行いかな?(笑)
 当初はもの凄く心配で積車の段取りまでしてたのですが、その必要も無く・・・はぁ〜〜〜〜っ、良かった!ここで改めて今回金沢での段取りを全てお任せしてしまった西村さんに感謝いたします。大変楽しい時を過ごさせていただきましたっ!次回はゼヒっ!ゲストとしてお気楽に参加して頂けるように致します。また、もっとゆっくり車を停めてアーダコーダとやりたかったのですが、今回は初開催ということもあって段取り優先になってしまい、西村さんには無理ばかり言う結果となって申し訳有りませんでしたこともお詫びします。
 さらに・・・、参加の皆様。ご協力ありがとうございましたっ!ほんと皆様のおかげを持ちまして「第1回ロッパ・デ・金沢」大成功っ!と成りましたことをここにご報告させていただきます。
 またらいねぇ〜〜〜〜〜〜んっ!(^^)/

P1

撮影: F601

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