EURO CUP 2007 Rnd3   07.05.27


今回のEURO CUP第3戦より新しく、楽しくも苦しい?Race専用のページを立ち上げます。
今後とも宜しくご観覧の程を、お願いします。
  
   
 相変わらず前日バタバタ、ドタドタ・・・。ほんともっと前から準備しときゃー良いものをと思いながらも中々上手くいかないものでして。あっと言う間に第3戦、本年度2回目のユーロカップ当日となりました。
 日が長くなりましたねぇ〜!いつもの時間に起きて忘れ物無いか確認してる頃には辺りは完全に明るくなってましたわ。6時半からゲートOpenと受理表には書いてあったので、我が家を5時前に出発。今回はちょこっと高速代を削って宝塚ICから中国道へ。なんと、この時間にして結構な交通量!やべっ!どっかで渋滞するか?と思いながらも無事セントラルの近所のコンビニに到着。LR54さんは今どの辺だろ?と思い立って電話してみるとまだ赤松SAとのお返事!おぉ〜今日は走らないからゆっくりめだなぁと羨ましく感じながらセントラル入り口前の駐車場へ。到着時点で6時前ぐらいだったと思います。だもんで、すでに沢山の方がこられてました。
 で、6時半。無事ゲートOpen!恒例の坂道発進の訓練所。(笑)セントラルこられた事のある方は判ると思いますが、入り口ゲートまでの数十メートルは結構な坂道。そんで持ってゲートは1箇所のみ!大渋滞なわけです。クラッチを踏む左足をプルプルさせながら「はよ行ってくれぇ〜〜!」と叫んでから2000円払ってゲート通過。その後パドックパスを見せてパドックへ車で乗り入れます。
 今回は前回お世話になったミツヤマモータースさんが、ピットの申し込みにあぶれたとの事で、パドックの奥の裏ストレート側を先発隊のSP乗り、酒井さんが抑えてくださいました。んでもって、またもやお邪魔することに。隣はアルファ軍団!色とりどりで華やかですねぇ!
 着いて直ぐ車検の準備をします。正式受理表と免許証を持って受付へ。そこで、ゼッケン(今回は114)と受信機を貰い車に貼り付けてゆきます。そんでもって、今回はご覧の天気だもんで、フロント1.3、リア1.6へエアを調節しました。



 車検も終わり、これまたいつものように少しのんびりしてる間に、気温はぐんぐん上がりかなり暑くなってまいりました。今回裏方に廻っていただいてるLR54さんにご用意して頂いた飲み物をチビリ、チビリと飲みながら予選に控え集中です。(笑) そんな中、ブログで仲良しのヨッシーさんTR4Aさんが応援に駆けつけてくださいました。知り合いが見に来てくれてると思うと元気でますっ!ありがとうございました。
 そして、予選。サーキットへ来るまでの高速での走りは結構感触良く、自分でも今回はTimeUPできるんちゃう?と期待して挑みます。気温が高いので、ピットレーンに早めに並んでしまうと水温が高めになりそうだったので少しゆっくり並びました。
 で、コースIN。1〜3コーナーをゆっくり抜けフル加速しながらちょっとローリングでタイヤ暖めて、エイヤッ!とコーナーに飛び込んだら思ったより滑らない!?こりゃ〜最初から踏めるんかいなぁ?と、思いながらペースUPしてゆきます。アクセルペダルを軽くしたことで、コーナー途中での微妙な調整がやり易くなって、コーナー出口付近での怖さが少し減りました。ドカッとリアが出にくくなった感じです。にしても暑いなぁっ!と、少し冷静になった5週目ぐらいに、ふと見た水温計・・・、針が思っても見ないばしょにっ!おぉ!ど、どないしはったん?ヨーロッパくんっ!
 そこから2週ほど1000回転ほど下げて走ってみましたが、一向に水温が下がる気配は無く・・・、かと言って上がる気配も無く・・・。だもんで、少し踏んでみると・・・じわぁ〜〜っと針が動きます。こりぁ〜あかんんわ!今回はこのぐらいで勘弁しといたるっ!で、予選終了までゆっくり流しコースの感触を確かめるのに専念したのでした。(笑)
 予選タイムはまぁ〜こんなもんでしょって感じの46秒台。ホントは40秒台前半を狙ってたのですが・・・。(笑)
 予選終了後、これまた本戦までたっぷり時間が有るもんですからパドックをう〜ろうろ。
 それからしばし、お隣に停めてはったアルファの2000GTV乗りな「おかんの頭の頭さん」とお話しさせて頂いたり。車は綺麗だし、ご本人男前だし、カッコ良い方でした。



 本戦までの時間で一番和むこの時間ですが、如何せん気温が高いっ!汗だらだらっ!でもって、日陰が無いもんだから完全に砂浜で体焼いてるような雰囲気です。無風では無かったのと、湿度がそんなに高くなかったのが幸いでした。
 で、今回のお昼はLR54さんが段取りしてくれはって、お弁当です。さらにそれを引き取りに行ってくださいました。も〜っ、感謝感謝!ありがとうございました。
 皆で、炎天下の中モグモグ食べるお弁当・・・。いいですわぁ〜っ!これぞ草レース!走るのも楽しいですが、こういった人間同士の繋がりが最高なのが醍醐味ですっ!
 しばらくして、前々からお会いしたかったブログの超有名人、ますけんさんが来られました。思ってたよりお若くて、スマートでスラッとした方でびっくり!もっと厳つい方かと思ってました。(笑)
 さらに、昨日遅くまで飲んで朝一のセントラル入りを諦めた(笑)S藤さんも来られました。赤ヒラメの元相方がやって来てくれると、俄然やる気が沸いてきます。(笑)
 さらにさらにっ!嬉し、懐かしな方とお会いできました。関西セブン界、関西レース界で有名な、そんでもって家のご近所の、さらにご職業はレーシングインストラクター、ドライビングスクールの先生、仏の道(笑)なHさんです。本日は奥様を乗せての体験走行との事でございました。レーシングスーツを着てないときは、ほんと温和な表情の仏に仕える方って感じですが走り出すと・・・。にしても嬉しかったぁ〜!というのも、レースを始めた直接の切っ掛けはHさんのブログを見てからなのでした。Hさんに水温が高めで踏んで行けないとお話しすると、とりあえず全ての場所で1000回転抑えて走って観想目指しましょう、壊さないように我慢して走ってれば周りがつぶれることもあるし、との事・・・。と、アドバイスして頂いて、へこんでた気持ちが大分楽になりました。



画像提供:ヨッシーさん、感謝!
 とかなんとか言いながらも、じわじわと決勝レースの時間が近づいてきます。本調子じゃないけど段々モチベーションも上がってきますわ、不思議なもので・・。
 少し時間が遅れてるとの事でしたが、無事決勝の始まりです。気温はえらい高め、路面温度も相当だと思います。ピットに車並べてる時も他のエントラントの方々、ドアを開けて熱気をしのいでおられました。もちろん僕も、ドア開けてどひぃ〜っと思いながら、レーシングマスクの少しの隙間からフレッシュエアを吸い込もうとフハフハ。(笑)
 さて、無事フォーメーションラップに移り、グリッドに着きました。今回は26台中20位。プラカードはS藤さんに持ってもらいました。で、エンジンStop。ここから暫しドライバーの紹介を場内アナウンスでやったりします。でも、今回は時間がおしてるせいか細かい紹介は無く、車種と名前のみだったと思います。んったって!暑くて熱くてそれどころじゃナカッタッス!はよ始めてけれ〜〜っ!って感じ。(笑) と、その時!僕の前のグリッド(18番)で並んではったミツヤマさん所のエランのTさんが戦線離脱!皆に運ばれてゆきます。オフィシャルがリタイヤと叫んでたので、えぇ〜!どなしはったん??って感じでした。
 で、1分前表示!エンジンスタート!おぉ〜掛かったっ!いつもこの瞬間は緊張します。もし掛からんかったらどないしょっ!とね。と喜んでたらスタートやり直しの表示っ!!なんだなんだ!?今度はなんだ?と思ってたら、グリッドのずぅ〜〜〜っと前の方で予選2位のこれまたいつもアドバイス頂いてお世話になってるmimupapachanさんのサニーが押されて場外へ運ばれてるのが目に飛び込んできましたぁ!ありゃぁ〜〜〜っ!勿体無いっ〜〜〜〜!予選2位でイン側だからチャンスが有ると仰ってたのにねぇ。
 気を取り直して再スタートです。今回はスタート失敗!クラッチ離すタイミング悪くてエンストしそうになり、一旦クラッチ切りなおしてしまってタイムロス。その間に両サイドからアルファな方々に挟まれて身動き取れないまま1コーナーへ!そのまま2〜3と抜けようとしたとき目前を走ってはったS800な方がスローダウンっ!!完全に行き場を失い万事休す!ほとんど最後尾ぐらいまで落ちてしまいました。
 ん〜〜、状況判断が甘いなぁ〜とツクヅク感じる今回の出だしでした。その後はいつものように一人旅。水温も綺麗に上がってきてたので無理はせず、タイヤに無理を掛けない走りとはどんなもんだろ?とか考えながらいろいろラインを考え流して走りました。
 タイム的には大きく落としましたが、何とか無事完走!汗だくでパドックに戻ってきて、出迎えてくれる仲間に笑い掛けながらこれまたユーロカップって良いなぁ〜〜〜っ!と実感するのでした。
 草レースって最高っ!!(^^)/



 レース終了後、汗びっしょりで検討を称えあった後、さっさとスーツを脱いで着替えます。今回はかなり暑くなるだろうと思って、短パンを持参してきたのが正解でしたわ。
 さて、後片付けです。もともと大荷物ではないので、簡単なんですが・・。工具やスーツ、シューズ、ヘルメットをまとめて助手席に放り込み、受信機を外して、ゼッケンやら、ライトへのテーピングを外します。今回ぐらいの気温になると、ビニテやガムテの粘着剤が溶け出して綺麗には剥がれません。ボディに跡形がついてしまいますね。僕はそういうのあんまし気に成らないのですが、綺麗なボディの車両の方には気の毒です。
 さて、あらかた片付けも終わり一緒に京都方面へ帰るM口さんとS藤さんと帰り道の相談です。どうも、中国自動車道が混雑してそうなので、山側に大きく迂回して走る「でかんしょ街道」で帰ることに決定しました。お世話になった皆さんにご挨拶してその場を去りました。んが、エア圧戻すの忘れてて、サーキット内のGSのコンプレッサーで前後とも2.0まで戻して、待ち合わせの直近のローソンへ。
 ローソンに着くとどこかで見たことあるTE27が・・・、そだっ!ますけんさんやっ!しばらく待ち合わせの二人を待ってから、いざ北摂目指して出発です。まだ、日が高くて天気も良かったので、レースの後とは思えないのんびりした気持ちで走れました。どちらかと言うと、ツーリングの帰りみたいな感じでね。
 途中遅い車や、細い道で時間は掛かりましたが、渋滞的な事も無くて気持ち的には楽でしたねぇ。結局まだ日がある内に(何時に着いたかは覚えてないっす)我が家に到着。ほとんど無音に近い(笑)サイレンサーのおかげで、何の気兼ねも無くガレージにヨーロッパを仕舞い込み、エンジンルームを空けて熱気を逃がす段取りして、玄関開ける前にビールのジー販までチャリンコで走り端麗生を小脇に抱え(笑)、ただいまぁ〜っと言いながら「プシュッ!」はぁ〜っとソファに腰掛けた瞬間、今回のユーロカップは終了しました。だははは、さいこぉ〜〜〜っ!

撮影: F601

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