新春ゴールデントロフィーレース   07.01.21

初のJAF戦見学



 ユーロカップでご一緒してるLR54さんのお師匠さんがJAF戦にヨーロッパで参戦すると聞き見学に行ってきました。約5年ぶりに訪れた鈴鹿サーキット。ついこの前、アロンソとシューマッハが激闘を繰り広げたとは思えないノンビリした雰囲気が流れる午前8時頃に無事到着。予選は8時25分からとの事だったので急いでゲートをくぐり、パドックへ挨拶に行くのを後回しにして第1コーナーに向かいます。まだ遊園地は開園していませんのでお客さんの姿はありません。がらぁ〜んとしてます。
 でも、ゲートをくぐりグランドスタンドに近づくにつれ爆音が響いてきました。僕らがコースに着いたと同時に予選のスタートが切られたのでした。女子供を置き去りにして(笑)、グランドスタンドに駆け上がるとっ!今まさにブラックの一際低い車体がピットレーンを飛び出していくところでした!
 おぉっ!がんばれ〜っ!と声援を送ってから(向こうからは見えませんけどね・・)、急いで1コーナー観客席へ迂回して行きます。が、これがなかなか遠い!やっとの思い出でコースが見える表側へ這い上がりビデオをスタンバイさせましたが、肝心のヨーロッパが来ません!ん〜っ?なんでや?なんかあったんかなぁ?グランドスタンドからココへ来るまでの間に何がぁ〜っ!!(汗)
 予選終了後・・・、ぶつくさ言う女子供を引き連れてまた来た道を帰ります。(^^;;;



 とぼとぼと、メインスタンドに帰ってきて階段を降り、パドック裏への地下通路をくぐります。パドック側へ出たところの駐車場でで、スーパーカーの展示が行われてました。カウンタックや今時の羽馬、ポルシェ・・・その中にヨーロッパも2台ほど混じってたのには思わず笑ってしまいました。小学校の時のドキドキ感が、くすぐったい様な、懐かしいような・・・、昔もこんな感じだったのかなぁと・・。
 地下通路を出て振り向いたらすぐのパドック(13番だったかな?)に光山モータースさんのパドックがありました。女子供はパドック上の観覧席へ誘導しておいて、早速ご挨拶です。んが、なんだか緊張した空気が!?
 どうも、新設した安全タンクの調子が悪くてガソリンがキャブに回って来ないとの事。それで、ガソリンが薄くなって回転も上がんないし、排気温も上がってマフラーのマウントに使ってたラバーが燃えてしまったらしくて、消火器を使ったのだそうです。僕が伺った時には応急処置の真っ最中&消火器の粉の除去作業中でした。ふひぃ〜、たいしたこと無くて?よかった・・・。予選ではタイムが出んかったけど、なんとか本戦にはまにあわせそうだとの事でした。それを聞いて一安心。作業の邪魔にならないよう、他のエントラントのパドックをうろつく事に・・・。
 JAF戦の観戦は初めてなので、雑誌でしか見たこと無いレーシングカーに興味心身です。流石にきちんと創ってはります。ロールバー、安全タンク、消火器、キルスイッチなどなど、見てると唸りますわ。かっこい〜っ!家のもここまでやりたいなァ、と思うものの先立つものが・・・はいつもの事。(笑)
 と、どこかで見たことあるビバーチェが・・・。家のご近所さんの劇速和尚Hさんでした。この方はとんでもなく速いです。この前もクラブマンレース優勝しされてたし、この日もネオヒス本戦でコースレコード!参りました・・。ビバーチェ・・・実物は始めてみたのですが、やはしレーシングカーですねェ。何処がどうとは言えないのですが、オーラに隙が無い・・。(笑)



 さらにパドックを進んでいきます。ただ、予選と本戦の間と言うこともあり作業されてる方が結構居てはって写真撮ったり、パドックに入ってゆける雰囲気じゃないところも有りました。
 メディアに良く出てくる有名な車両も何台か見られて、興奮してしまいましたねぇ。しかし、どの車も隙が無いです。エンジンルームや室内が綺麗です!これは見習わないといけんね!(笑)



 そんな中、気になったくるまが・・。マツダロータリークーペとコンテッサクーペです。マツダの方は予選の走りを見てて、その排気音にしびれました!レーシングロータリーってこんな音するんだなァとッ!レシプロとは違う、なんかこう・・悲しそうなトーン・・・。カラーリングも決まってますしね。
 コンテッサはこの雰囲気からは想像出来ない、豪快な走りが面白いっ!



 ブラブラしてると、これまた有名な車両を見つけました。アルピーヌA???!(判らんっ!)です。ん〜コンペティションっ!スタイル抜群ですねッ!流れるようなフォルムっ!隣のA110もそうですが、こんな綺麗な車を造ったデザイナーはノーベル賞あげなきゃねっ!こんな短いホイルベースに、こんだけ優雅に抑揚を表現してるってのは、ありえないッ!かっこよすぎっ!



 さて、期待の本戦・・・。期待通りの速さっ!ヨーロッパってこんなに速かったんかぁ〜っ!って、感じでスターティンググリッド21位から一時は6位まで上がる鬼の追い上げっ!何処からでもどこでもパッシングしていけるようなもの凄い走りで、見てるほうがワクワクしましたよ、ほんと!しかし、予選で出た症状が再発しそうになったので大事をとってリタイヤとなりました。しかし、ほんと惜しかった!もし予選が通常通り走れてグリッドが前の方だったら確実にトップ争いしてましたよねぇ。タラレバは無いのがレースですが、悔しいなァ。でも、来年!間違いなく良い所までいく手ごたえが感じられました。走るのは僕じゃないので熱くなっても仕方ないのですが、それでもそう思わずには居られんような興奮でございました。よっしゃ〜っ!このモチベーションでユーロカップ頑張るど〜っ!(笑)

撮影: F601

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