EURO CUP 2006 Rd.5   06.11.12

念願だったヨーロッパでのレースっ!参加してきました!
画像が少ないので文章長いです。(笑)



 出たい出たいと思ってて、周りにも出るよ出るよと宣言してたユーロカップに、やっと参加できることが出来ました。エンジンミッションは今のところ問題なかったので、足回り中心にちょこっとだけ信頼性をあげて・・・。エントリーを済ませてからは、なんやかんやでバタバタして、あっという間に当日となってしまいました。
 今回は赤ヒラメブラザースの相方、斉藤さんがメカニック&雑用係で手伝ってくれる段取り。朝の4時半に高槻市役所前に集合して、トットコトットコ中国道を走ります。にしても、もの凄く寒いっ!水温があがらへんっ!隙間風もさることながら、家のヨーロッパは窓全開仕様(配線外してます)だもんで、足がガクガク震えます。多分5度くらいだったんちゃうやろか・・・。
 とまぁ、無事目的の龍野社ICに到着。そこからR175を北上して開催場所のセントラルサーキットへ。天気はこの時点では上々・・・。始り出した朝焼けが綺麗です。
 途中のコンビニで朝ごはんと昼ごはんを買い込んでさらに進みます。



 で、セントラルに一番近いコンビニに到着。実は道にあんまし自信が無く、見るからに参加車両な方々が停まってたので道を聞こうと立ち寄ったのでした。積車のお兄さんに「セントラルってどっち?」なんてアバウトな質問。やさしく応答していただいて直ぐそこだと聞いて一安心。まだまだ天気は持ってます。いや、持ってました・・・、えぇそうですとも持ってたんです・・。
 坂を上ってゆくとセントラルサーキットの土手が見えてきました。オフィシャルの方に先導されて入り口の対面の駐車場に待機です。すでにかなりのエントラントの方が来られててザワザワ。この時点で丁度6時半ぐらいだったかな?先に来られて、先頭のほうに並ばれてたLR54さんにご挨拶して自分の車に戻って待機です。なんせ寒いっ!!足がガタガタ、奥歯食いしばってって感じですわ。で、暫くすると待望の?いやいや、絶望の?(笑)雨が降ってまいりました。がぁ〜〜ん!初レース、7〜8年ぶりのセントラル、ノンSタイヤ、めちゃ寒・・・、最悪のコンディションなのだあぁなぁ・・・。と、この時点で本日の自分の立ち居振る舞いを予言、回りそう・・・(笑)。
 とまぁ、悲観的に成ってもしょうがないわと立ち直り始めたところで、ゲートオープン。続々とサーキットに入場して行きます。んが、駐車料金を入り口ゲートで払わんとあかんので、結構渋滞。でもって入り口ゲートは画像でお判りの通りかなりの坂道の途中!にあります。路面も濡れてるもんだからなんか危ない雰囲気です。



 でもまぁ、無事ゲートを通過。今度はパドック入り口でパドックパスの料金を払います(しぇんえん)。で、そのままオフィシャルの方の誘導でパドックを奥へ奥へ。適当に開いた場所にヨーロッパを停めました。ふいーっ!なんとか着いたわ。で、これからやっ!って感じで気分が盛り上がってまいります。相方も難なく僕の後ろに駐車することが出来ました。赤ヒラメブラザースで並んで停めて、その間に工具やらOilやらを引っ張り出します。
 天気の方は雲の流れが速く、雨が降ったり止んだりって感じで、気温も低いので路面が中々乾かない状態ですね。先ずは持ってきた赤いビニテで相方に手伝ってもらってテーピングです。金曜日の内に透明テープでそれを致してたのですが、やはり色着きの方が雰囲気が出ると思って貼り直しです。終わってから受付へ行って、ゼッケンと自動測定器(正式名称知らず)を貰ってきて、今度はガムテでペタペタ。機械のほうは、LR54さんのを参考に運転席の屋根上へ。でも、車種や人によって、付けるところいろいろですね。屋根、ボンネット、トランクと、それぞれセンター、左右等々。感知さえすればOKなのでけど・・。
 まだこの頃は余裕が有りましてって、そんなことは無くて、あらかた準備が終わってやる事無くなってきたら緊張ばかりが高まってくるので暫しブラブラ、参加車両の見学です。



 そんな中・・・こんなスンゴイヨーロッパを発見!こりゃ〜凄い!何が凄いってセンターロックだわ。ヒューランドだわ。ワイドトレッドだわ。って感じで、足回りフォーミュラーだろうなと思わせる佇まいです。当然のことながら同じクラシックのレースでご一緒される方です。ハンデ有りすぎっ!カテゴリ違うからまだましたけどね。



 そうこうやってるうちに、あっという間に予選の時間が近付いてきました。タイスケでは9時40分からとの事だったので、30分前ぐらいにはレーシングスーツに着替えスタンバイ。皆さん暖気やセッティングに余念が有りません。僕はと言うとなぁ〜んにもする事無く、ドキドキだけしてました。(笑)
そこへ岡山からわざわざ、これまた54仲間の岡田さんが応援に駆けつけてくださいました。>寒い中ありがとうございました。
 さて・・クリアラップを取り易いように皆さん速めにコースインへ向けて並び始めます。それを見て僕も根性決めて、フェイスマスクを被り、ヘルメットを被り、あご紐を締めてイザ出陣です。>ドキドキ!
 暫く暖気をしながら、待っているとコースINの合図です!ピットロードに誘導され信号が青に変わるのを待ちます。ぷふぅ〜っ・・・、緊張が最高潮な瞬間です!と、いきなり前の車が動き出しましたっ!予選スタートですっ!!
 「ピットロードは速度制限あるよ」ってプラカードをオフィシャルな方が掲げてるのを横目で見ながら、エンドラインを超えたとたんガバッとアクセル開けて1コーナーへっ!「ひゃぁ〜〜〜始まっちまったぜぇっ!うひひひひっ!」と訳のわからん思考を立て直す間もなく最初のターンインで痛恨のスピンっ!!!!!さらにっ!前方でスピンから立て直す、見覚えのある白い車っ!!なんとLR54さん!赤白2台の54がほとんど同時にスピンっ!端で見てた人は面白かったでしょうねぇ・・(笑)。
 と、その時はそんなノンキなこたぁ〜言ってられません。フロントで1コーナー内側の土手に乗り上げるような形でエンジンストール。あちゃぁ〜っ!やっても〜たぁ〜っ!すぐさま、セルを回しますっ!何とかエンジン再始動っ!鼻先はコースと逆方向に向いてるモンですから、後続車が全車通過しないと危なくてコースINできない状況でした(1コーナーはブラインド)。なんとか這い出し、コースに戻った頃には、前も後ろもだぁ〜れもおりまへんわな。こりゃ〜最高のクリアラップだっ!(笑)と思って2〜3個コーナーをクリアしたところで、激速のアルファ軍団にゴボウ抜きされて「ひぇぇ〜〜っ!なんちゅうスピードで突っ込んでんのぉ!」と驚愕っ!
 ここから永遠(に感じた)、後ろから来る速い車にびくびくしながら(笑)も、狭い運転席で格闘したのでした。で、結果、見事に予選べべ!予想はしてたけど、結構へこんだなぁ>嘘(^^;;



 さて、そんな感じで無事?予選も終わり一安心。路面温度が低いせいか、はたまた路面がまだところどころ濡れてたせいか判りませんが、結構スピンやらクラッシュが有ったようです。
 車をとりあえずパドックの元の位置に戻して、さてさてコーシーでもとコントロールタワー付近に有るジー販で一休み。相変わらず寒いけど、まだ興奮が残っててね、身体はポカポカ。(^^)
 そんでもって、そろそろお昼にしましょってんで、僕と相方と岡田さんでパドックを出て雨がしのげるグランドスタンドの屋根下へ。そうなんです。相変わらず雨が降ったりやんだり。予選中はまんまと晴れてたんですがねぇ。
 グランドスタンドへ向かってる途中、京都から応援に駆けつけてくれたG12水口さんと遭遇。京都のミーティングに行ってからこちらに来たとの事・・・タフだわ。(笑)4人で並んで他のレースを観戦しながらモグモグ。チームで来られてる方々はテント出したり、ピットの中で鍋や焼肉なんて楽しそうなんですよね、これが。でも、野郎が並んで食すおにぎりも、これはこれで美味いわけで・・。なんかホノボノとして、それいて泥臭い良い感じでした。
 昼ごはんを食べた後の待ち時間がこれまた長かったんですわ。本選は2時から!予選が10時前に終わって14時から本選だモンで、4時間空きがあるわけです。本格的にメカの方が付いてる人はその時間内でセッティング変えたり、エア圧変えたりと結構ザワザワされてましたが、うちなんかほら、初参加で右も左も上も下もわかんないもんだし、エンジンルーム開けてもここがどうだから遅かったんだよねっ!なんて分析するほどタイム出てないし、ドライバーは楽天的だし、B型だしね。ということで、LR54さんのモチベーション崩しに言ったり(笑)、他のエントラント覗きに行ったりして時間を潰すのでございました。だって、予選ビリと言うことは決勝のグリッドは最後尾。と言うことはスタートをどんなにへましても、だ〜れにも迷惑掛けることないっしょ?逆に気が楽だわ。(笑)
 と、またまたあっという間に決勝の時間がやってまいります。今度のコースIN時はLR54さんの後ろに付いてみました。けして2ショットの画像を押さえる為ではありませんので念のため。(笑)
 ペースカーについて1周ぐるっと回って、斉藤さんがプラカードを持って待っててくれてるスターティンググリッドに尽きます。出走台数21台・・・で僕は20番グリッド。21番は予選でトラぶられた、お化けヨーロッパな方。スタートしたら直ぐに見えなくなるだろなぁと思うので、問題なし。ほんと最後尾は気が楽です。初レースなのにほとんど緊張してませんもの。(笑)
 で、エンジンストップ後、アナウンスで各出走者の紹介。それが終わるとグリッド上から人が消えます。そして、1分前のシグナル、エンジンスタートっ!爆音が響き渡ります。僕の前は関東から遠征されてるヒルマンインプ(ばかっぱや)、隣も確かヒルマンインプだったと思います。で、30秒前その後は覚えてません。というか、インプの屋根が邪魔で見えにくいんですわ。(^^;;;で、電光掲示板がオールレッドっ!消灯っ!スタ〜〜〜トっ!!おっ!クラッチミート成功っ!前のインプを抜けそうだっ!と、全然緊張してなかったので、ここで冷静な判断。「このまま抜いてしまうと1コーナーで絶対かもられるから邪魔せんようにしよう!って・・・レースなのにそんな判断。(笑)
 なんと後ろに居てたお化けヨーロッパはスタートできずっ!それをバックミラーで確認後ゆうゆうと1コーナーへ。すでにドンドン離されてゆきます。エンジンは元気がいいのですが、コーナーが踏めないっ!ちょっと気を抜くとズリッ!そんな感じで結局決勝もビリでおました。
 チェッカーを受け1周流してパドックに帰ってくると斉藤さんと、水口さん、岡田さんが出迎えてくれました。なんか、めっちゃっ!うれしかった!照れるけど、仲間ってええなぁ〜とか思ったりしてね。(^^)
 まっ、今回はしゃーないか!事故らんかっただけでも良しとしよっ!という事で無事レース終了。久々に、そして人生初の興奮を味わって、ホント充実した1日でした。実は、帰り際ちょっとしたトラブルが有ったのですが、それはまた別の機会に・・・。(笑)
 最後に応援くださった皆様、レースの魅力を解いてくださったLR54さん、お世話になったアートオブパワーさん、ミツヤマモータースさん、ほんとありがとうございました。来期も宜しくお願いします。

撮影: F601

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